GAS( Google Apps Script )からカレンダー(Google Calendar)に予定(イベント)を登録してみた

はじめに

GASからグーグルカレンダーの予定を登録することができます。

一番簡素で簡単な登録方法とオプションまで登録する方法の2パターンをご紹介します。

一番簡素で簡単な登録方法

登録内容

イベントのタイトルと開始時間、終了時間のみを登録します。

ブログを2022/03/16 17:00〜20:00に行う場合のイベント登録をしたいと思います。

コード全体

function createSimleEvent(){
  CalendarApp.getDefaultCalendar().createEvent("ブログ",new Date("2022/03/16 17:00"),new Date("2022/03/16 20:00"))
}

実際にGASに記載した場合は下記画像の様になります。

解説

CalendarApp.getDefaultCalendar().createEvent(タイトル,開始時間,終了時間)

「CalendarApp.getDefaultCalendar()」で実行アカウントのカレンダーを取得します。

「CreateEvent()」で()ないで設定された内容のカレンダーを作成します。

タイトルはイベントのタイトルを、開始時間と終了時間は日付と時刻を指定する事で登録できます。

実行結果

関数を選択して実行します。

エラーなく完了する事を確認します。

登録されていたらカレンダーに登録されているかを確認し、登録されていれば完了です。

登録されたイベントの時間がずれて登録されている場合はタイムゾーンの変更する必要があります。

変更方法は下記記事にまとめてあります。

オプションまで登録する方法

登録内容

イベントの登録にはイベントのタイトルと開始時間、終了時間に合わせてオプションを設定して登録することができます。

オプションでは説明、住所、参加ゲスト、招待メール有無を設定することができます。

ブログの打ち合わせを皇居で2022/03/16 17:00〜20:00に行う場合のイベント登録をしたいと思います。

コード全体

function createEventWithOptions(){
  const calendar = CalendarApp.getDefaultCalendar(); //デフォルトのカレンダーを取得
  let title = "ブログ"; //タイトル
  let startdate = new Date("2022/03/16 17:00"); //開始時間
  let enddate = new Date("2022/03/16 20:00"); //終了時間
  let strdiscription = "打ち合わせ"; //説明
  let strlocation = "〒100-8111 東京都千代田区千代田1−1"; //住所
  let strguests = "hoge@gmail.com"; //参加者アドレス
  let notice = false; //招待メール有無

  calendar.CreateEvent(
    title,
    startdate,
    enddate,{
      description:strdiscription,
      location:strlocation,
      guests:strguests,
      sendEnvites:notice
    }
  );
}

実際にGASに記載した場合は下記画像の様になります。

解説

カレンダー登録の解説します。

オプション以外は上記「一番簡素で簡単な登録方法」で解説したので省略します。

CalendarApp.getDefaultCalendar().createEvent(タイトル,開始時間,終了時間,オプション)

オプションにはイベントの説明、住所、参加ゲストアドレス、招待メール有無が設定きます。

下記コードに書かれているイベントの説明、住所、参加ゲストアドレス、招待メール有無を変更すれば完了です。

CalendarApp.getDefaultCalendar().createEvent(
    タイトル,
    開始時間,
    終了時間,{
      description:イベントの説明,
      location:住所,
      guests:参加ゲストアドレス,
      sendEnvites:招待メール有無
    }
  );

コード全体の方では変数で説明しているので直接指定してるコード記載しておきます。

CalendarApp.getDefaultCalendar().createEvent(
    "ブログ",
    new Date("2022/03"),
    終了時間,{
      description:"打ち合わせ",
      location:"〒100-8111 東京都千代田区千代田1−1",
      guests:"hoge@gmail.com",
      sendEnvites:false
    }
  );

実行結果

関数を選択して実行します。

エラーなく完了する事を確認します。

登録されていたらカレンダーに登録されているかを確認し、登録されていれば完了です。

登録されたイベントの時間がずれて登録されている場合はタイムゾーンの変更をする必要があります。

変更方法は下記記事にまとめてあります。

まとめ

以上、GAS( Google Apps Script )からカレンダー(Google Calendar)の予定を登録する方法でした。

GASについて詳しく勉強されたい方は書籍やUdemyを利用して勉強する方法もあります。

おすすめの書籍を記事にまとめてありますのでご参考にしていただければと思います。

また、仕事で使わないといけないけど勉強する時間がない場合などはココナラで外注するのも一つの手かと思います。

まずは登録して、費用間などを調査してみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です