スプレッドシート ( Google Spreadsheet )〜データの入力規則の便利な使い方〜


はじめに
データ入力規則では入力値の制限やプルダウンを作成することができます。
今回はプルダウンと日付のみの入力制限の作成方法をご紹介します。
データ入力規則の開き方
セルを選択し右クリックし、「セルでの他の操作項目を表示」の「データの入力規則」をクリック

「データの入力規則」が開たら設定をしていきます。

プルダウンの作成
作成するプルダウンは「未着手」「着手中」「完了」を選べる様に作成したいと思います。
簡単な作成方法

「セル範囲:」プルダウンを表示したいセル範囲を設定
「データの入力規則の便利な使い方」シートのB2セルからB17セルまで設定したいので、「’データの入力規則の便利な使い方’!B2:B17」を指定します。
「条件:」プルダウンに表示したい項目を設定
プルダウンで「リストを直接指定」を選び、隣の「項目をカンマで区切って入力します」にプルダウンに設定する項目の「未着手」「着手中」「完了」を記載します。
カンマで区切るので実際には「未着手,着手中,完了」を設定します。
セルにプルダウンリストを表示はチェックを入れたままで大丈夫です。
「無効なデータの場合:」指定外項目を入力された場合の対応設定
警告を表示 or 入力を拒否 ですがこちらはない項目はプルダウンに追加した方がいいので「入力を拒否」を選択します。
※入力できても問題ない場合は「警告を表示」でも大丈夫です。
「デザイン:」ヘルプに説明を設定
今回は設定しなくていいです。
大勢で使うスプレッドシートの作成の場合はチェックボックスにチェックを入れ、テキストにプルダウンの説明を記載する事で説明の手間が省けるのでお勧めです。
保存
設定が終わりましたら「保存」ボタンをクリックして完了です。
データの入力規則を設定した画像は下記になります。

個人的におすすめの作成方法
後々に追加や変更のしやすいおすすめの方法は「条件:」を「リスト指定」で設定する事です。
僕はいつも「setdata」シートを新しく作り、リストを作成しています。

「条件:」はプルダウンで「リストを範囲で指定」を選び、横のテキストでリストにするセルを設定します。
「条件:」以外は上記の「簡単な作成方法」と同じ設定で大丈夫です。
設定した場合の画像は下記になります。

とても便利ですのでぜひご活用して下さい。
入力制限〜日付のみ〜
日付のみの入力制限を紹介します。これを行う事で設定したセルをダブルクリックする事でカレンダーが表示される様になります。
日付を入力する項目がある場合はこれを設定するととても便利です。
ダブルクリックした場合は下記画像の様にカレンダーが表示されます。

作成方法

「セル範囲:」プルダウンを表示したいセル範囲を設定
「データの入力規則の便利な使い方」シートのB2セルからB17セルまで設定したいので、「’データの入力規則の便利な使い方’!B2:B17」を指定します。
「条件:」プルダウンに表示したい項目を設定
プルダウンで「日付」を選び、隣のプルダウンで「有効な日付」を選びます。
「無効なデータの場合:」指定外項目を入力された場合の対応設定
警告を表示 or 入力を拒否 ですがこちらはない項目はプルダウンに追加した方がいいので「入力を拒否」を選択します。
※入力できても問題ない場合は「警告を表示」でも大丈夫です。
「デザイン:」ヘルプに説明を設定
今回は設定しなくていいです。
大勢で使うスプレッドシートの作成の場合はチェックボックスにチェックを入れ、テキストにプルダウンの説明を記載する事で説明の手間が省けるのでお勧めです。
保存
設定が終わりましたら「保存」ボタンをクリックして完了です。
データの入力規則を設定した画像は下記になります。

個人的におすすめな一手間
デフォルトですと下記画像の様に「yyyy-MM-dd」で日付が表示されます。

個人的に見づらいので「yyyy/MM/dd」の表示に変更します。
表示形式の変更方法
変更するセルを選択して、メニューバーにある「表示形式」の「数字」の「日付」を選択するだけで完了です。

表示は下記の様になります。

まとめ
以上、スプレッドシート ( Google Spreadsheet )〜データの入力規則の便利な使い方〜でした。
